社員研修メニュー:新入社員から後継者育成まで
OJTと経営者ができることには限界があります
OJTと放置は紙一重の上、誰もその弊害に気づけない
先輩の背中を見て仕事を覚えた・・
俺達はこうやって一人前になった・・・
多くの中小企業では人材の育成を現場に任せきりにしています。しかし時代は移り変わっており、若年層の考え方、思考の巡らせ方が変化してしまいました。
そもそも教え方を教わっていない世代の人が、教えられて当然と考える世代の教育に関わることが難しいのです。
加えて限られた時間で最大限の成果を出すことが求められる現場の社員に丁寧に教育を施す時間はありません。その結果多くの職場では人の教育が放置されたままになってしまい、有能な人材が生かしきれていません。
経営者が教えられることには限界がある
特に個人の考えが尊重されてきた世代こそ、「自分らしさ」に自信を持っている傾向があり、それが社会人として問題がある考え方であってとしても、改めさせることは容易ではありません。加えて、経営者と社員の関係はあくまでも主従の関係であり、その見えない壁で隔てられている状態で教育を進めることは現実的に不可能なことがあります。
もちろん経営者からの指導教育も必要ですが、抜本的に考えを改めて会社の責任ある立場を担う人材として成長してもらうには、社員がフラットな感情で受け入れることが出来る環境で指導教育を進める必要があることもあるのです。